大人からのバレエ練習ノート その1

私がバレエを始めたのはいつの事だったかな?友達の通っている教室を友達と一緒に見学に行きました。大人のバレエクラスを見学して若い人から年配の人までそれぞれ静かにお稽古されていたのがとても印象に残って私もとうとうバレエの世界に足を踏み入れてしまう事になりました。 友達について来てもらい、レオタード、白タイツ、バレエシューズを買いに行って、試着室で自分の姿を見て悲鳴を上げたのを思い出します。(笑い)家に帰って浴室で密かに着てみた所を家族に見つかり、娘達に「お母さん、バカじゃないの?」と言われました。(笑い)旦那は、「社交ダンスの方がまだいいよ。バレエはしない方がいい」といわれました。(笑い)

始めてのお稽古に行ったその日、私の先生は、”お稽古場に入るという事は舞台に立つ事と同じで鏡の向こうにお客さんが観ているという事をいつも心に入れておいて下さい。”といわれました。その事がとても印象に残っていて、今でもお稽古場に入るときはそんな気持ちを大切にしなくてはいけないと思っています。最初にレッスンピアニストの先生にご挨拶をして、レベランスというバレエのお辞儀をして心臓から一番離れた身体のストレッチからレッスンが始まります。でも、私は全然皆について行けませんでした。身体が固いのです。バーレッスンに入る時に、先生が、”バーは王子様の手なのですよ。汚い仕草でぼんやりバーに手をのせては行けません”と言われました。

脚の5つのポジションもそう簡単に骨盤が180度開かなくて何年か経った今でもまだ骨盤が固くて先生のようには開きません。レッスンの中で使う言葉もフランス語でわかりませんでした。何もかもが、”できない”、”言葉もわからない”から始まりました。私が今まで習ったダンスの中で、バレエが一番難しく大変に感じます。先生にある日怒鳴られました。「わかりましたか?わかりませんか?何か反応をして下さいよ。」と。大人になってから、何となく自分をさらけ出す事が恥ずかしかった私を見つけました。そんな中ある日私は自分のあるがままをすべてさらけ出そうと決心しました。

わからない事は先生にはっきり、「わかりません」と言い、まだできない事は「まだできません」と意思表示します。レッスンが終わって、用語などがわからないときは、近くにいる子供達に丁寧に頭を下げて、「すいません、アッサンブレって何でしょう?」「グリッサードって何でしょう?教えて下さい」等と聞いて更衣室で教えてもらい、それをノートに書いて帰って、少しでも覚えるようにしていますが、身体はまだそう簡単にできるものではありません。

そんなある日、レッスンが終わって先生に呼ばれました。グランドピアノの前に立っているいる先生の所へ行くと「自分をしっかり信じなくちゃね!それから、何もまだできなくても心は小さなダンサーである自覚を持って踊って欲しいんです。」と言われてとても心が熱くなりバレエがもっと大好きになりました。

バレエを始めて自分を純粋にさらけ出す事を学び、どんどん自分らしさに気がつくようになってから、自分の愚かさも笑ってそしてまだできない事に挑戦して行く事がとても楽しいです。

 

続きはまた今度!(笑)


読んで下さってありがとうございました。

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