ボン・ボヤージュ便り


時差ぼけ対策


目的地の時間に合わせ睡眠


時差ぼけ対策

 アメリカやヨーロッパなど、遠い国への旅行でよく悩まされるのが時差ぼけ。現地の時間と、自分の体内時計のリズムがずれるため、夜眠れない、体がだるい、めまいがする、食欲がない‥などの症状が出ます。
 一説では、夜型の人よりも朝方の人、女性よりも男性の方が時差ぼけにかかりやすいとのこと。かくいう私も、かなり時差ぼけにかかりやすい体質のようです。

 6年前、パリへ行ったときのこと。夕方、現地に着き、そのままホテルにチェックインしたので今日はぐっすり眠れる、明日は万全だと、余裕の始まりでした。ところが、夜が更けてもなかなか眠れないまま朝を迎えてしまいました。
それでも、朝食を取るとすっかり元気になり、観光に出かけました。ルーブル美術館、オルセー美術館で芸術を堪能。モンマルトルの丘では、眼下に広がるパリの街並みに「あ〜パリだ!」と感慨しきり。
一日、パリを満喫し、地下鉄でホテルに帰ろうとしたその時です。何の前触れもなく、急に睡魔が襲ってきました。まぶたが重りを付けられたかのようにふさがり、意識がもうろうとして、どうにもなりません。「こんな所で眠ってしまったら、危ないぞ」と必死に眠気と闘いながら、どうにかホテルにたどり着きました。
次の日も夕方6時ごろになると、また猛烈な睡魔。それは2、3日繰り返され、体がようやく時差に慣れたのは一週間後、帰国する直前でした。
時差ぼけを調整するには、飛行機に乗った時点から、目的地の時間に合わせて睡眠を取るように心がけるしかないでしょう。

 例えば、現地に朝や昼に着くのであれば、飛行機の中では起きていないで、なるべく眠るようにします。現地に着いたら、眠くても我慢して夜まで寝ないでいるのが、早く慣れるコツです。  
逆に、夕方や夜に着くときは、到着の5,6時間前から起きておくのが理想的。ホテルに着いたら、ぬるめのお風呂でリラックスしてから、ベッドに入るのもいいでしょう。

(旅行用品専門店ボン・ボヤージュ 店長・和泉勝美)
(熊日日々新聞・夕刊2000年10月20日号掲載)


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