ボン・ボヤージュ便り

機内持ち込み手荷物


機内の手荷物は軽く

 飛行機に乗る際、チェックイン時に大きな荷物は預け、貴重品などを入れた手荷物は機内に持ち込みます。しかし、この機内持ち込みの手荷物には制限があり、国際線の場合、縦+横+高さの合計が115cm以内のもの一個というのが原則です。
 機内持ち込みのバッグに入れるのは、パスポートや航空券、現金などの貴重品、ガイドブック、カメラ、ロストバゲージ(預けたスーツケースなどの荷物が紛失すること)に備えた一泊分の着替えや洗面用具など‥。バッグは一泊旅行ができるくらいの大きさが最適です。
 軽くて丈夫でかさばらないナイロン素材で、さらに安全面から上部がファスナーなどでしっかり閉じられ、肩からかけられるバッグがいいでしょう。複数のポケットのついているのも便利です。
 最近、縦+横+高さの合計が115cm以内でも、キャリーカート付きのバッグは機内に持ち込めないことが多くなっています。荷物を全部持ち込みたいという人の気持ちお分かります。でも、みんながキャリー付きの角張った頑丈なバッグを客室に持ち込んでしまうと、通路で邪魔なばかりではなく、座席の上の荷物入れも占領してしまって迷惑です。
 実際、硬いバッグを足もとに置いてけがをした人や、頭上の荷物入れから、重いバッグが落ちてきてけがをした人もいるそうです。安全面からも、キャリーカート付きの角張った大きなバッグは預けるようにしましょう。

 どうしても、キャリーカート付きのバッグを持って入りたい人は、自分の足もとに置いても邪魔にならない大きさ(40cm×30cm×18cmくらい)のものにしましょう。
 空港のカウンターでチェックインした後、搭乗するまでに、食事したり、免税品店で買い物をしたり、トイレに行ったりと動き回ることは多いのです。乗り換えや、現地の空港に着いてからも、かなりの距離を歩かないといけないこともあります。とにかく、軽いバッグで身軽に動けた方がいいでしょう。 (旅行用品専門店ボン・ボヤージュ 店長・和泉勝美)

(熊日日々新聞・夕刊2000年11月15日号掲載)


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