1991.3.15 BonVoyage

“仏大統領、米大統領に「戦争ぬきで武装解除は可能」”

■イラク武装解除は共通の目的
 フランスのシラク大統領は7日、ブッシュ米大統領と電話協議し、「戦争をしないでもサダム・フセインを武装解除することはできる」と改めて主張した。米国が対イラク武力行使への動きを加速する中、フランスも対抗姿勢を鮮明にしている。
 仏大統領報道官によると、会話は約10分。シラク大統領は、イラク武装解除は両者共通の目的だと強調しつつ「戦争に代わる手段はまだある」と伝えたという。

戦争は最悪の解決法
 また、これに先立つフィンランドのリッポネン首相との会談後の記者会見でも「戦争は最悪の解決法。避けるための手段をとことん探るのが、国連安保理理事国の責任」と指摘。「(パウエル米国務長官の国連安保理での報告以降の)2日間、複数の外国指導者と話したが、フランスの考えは広く共感を得ている」と自信を見せた。さらに武力行使には「当然、国連安保理で新たな決議が必要」と述べ、「安保理決議1441は、特定の国がその枠外で独自に動く可能性を想定していない」と、米国を牽制(けんせい)した。

 ニューデリー訪問中のラファラン仏首相も同日の記者会見で、ブッシュ大統領の「ゲームは終わった」という発言について「これはゲームでもないし、終わってもいない」と反論した。

 パウエル報告以降、フランスの姿勢が変わるのではないかとの観測が出ていた。しかし、7日発行のルモンド紙は、安保理での武力行使容認決議について「今、採決されれば拒否権を行使する」との政府筋の発言を伝えている。 (12:34)



朝日新聞2003年2月8日asahi.com



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