1991.3.15 BonVoyage

“「カギはかけないで」でも困ったことに!”

「スーツケースのカギ… 米当局のテロ対策!???」
 米国運輸保安庁は20日、米国の空港を発着する国内外の飛行機に預け入れるスーツケースなどの荷物にカギをかけないよう呼びかけた。爆弾テロへの警戒を強めるためで、年明けからは「カギを壊してでも中身を検査することがある」という。ただ呼びかけに応じれば窃盗に遭う危険性が高まるのは必至。利用者は難しい判断を迫られる。運輸保安庁のジョンソン広報部長によると、年内をメドに全米429空港で、荷物の取扱いに関する新たなガイドラインを導入。荷物の探知機や探知犬などを使って荷物検査を徹底する。荷物に不審点があれば・持ち主を場内放送で呼び出す。・持ち主が現れなければ、スーツケース製造会社から取り寄せた合鍵を使って開ける。・合鍵がなければカギを壊して中身を調べる、という。また、新型の探知機は強力なので、未現像のフイルムは必ず機内に持込むよう同庁は求めている。

困った従えば盗まれる恐れ
 但し、カギをかけなっかたことにより窃盗にあった場合の保証は特別あるわけではなく、これまで通り。米国から海外への国際便では、行き先での窃盗対策が不十分なところもあり、どこまで利用客が呼びかけに応じるかは未知数である。



朝日新聞2002年12月22日朝刊



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